沖縄本島のまだ南、八重山諸島の小さな小さな島竹富島。この島が好きになる理由、それは、忘れてしまった大切なものがこの島にはあるから。

大浜荘さんの紹介

竹富島の「こんびにえんすすとあー」を民宿と一緒にしています。
竹富島に来て、日常品の忘れ物・足りない物はこちらで買えます。
「お父さん」のボケぶりは島の名物?たま〜にマジでボケてんちゃうか?って思ったりもします。
竹富島最高齢の「じぃじ」は2005年99歳!あとちょっとで100歳じゃん!
きっと会ったら「なんて元気なじいさんなんじゃ〜!」ってビックリさせられますよ。
そして僕が感じた「じぃじ」は、島に訪れたお客さんのことをこの島の誰よりも大切に思っているのではないかと思います。

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大浜荘さんでの思い出

〜竹富最高齢「じぃじ」〜

「あっ、じぃちゃんこの間テレビに出てたよ!」
大浜荘さんに到着した時、風通しのいいお庭でひとりくつろぐ「じぃじ」に初めてかけた言葉です。
「あ〜?わしは耳が遠くてね、良く聞こえんのじゃ。」
「じぃちゃんこの間テレビ出てたよ!凄いね、97歳なんだ。」
「はい?てれび?あっ、そうですか。わしはね・・・・・」
その後、延々小一時間、じぃじの昔話を聞く。
「今日から4泊します。よろしくお願いしますね。」
「はい、そうですか。ごゆっくり。」
97歳には思えぬしっかりした口調。
内地の人間である私達にも伝わる言葉を選んで語ってくれました。
そして何より元気!これにはビックリ!!
とても97歳には見えません。
大げさではなく、60代後半くらいにみえました。
ちなみに、上の写真の中央はじぃじではありません。息子のおとうさんです。
ふたりはよく兄弟と間違われます。

〜ボケまくりの「おとうさん」〜

「こんにちは、お世話になります。」
「はい、宜しくお願いします。」
竹富島の港に到着した時、港まで迎えに来てくれたのがおとうさん。
石垣から船に乗る前に電話で「○時の船に乗りますのでお迎えお願いします。」と連絡を入れると迎えに来てくれます。
竹富島のほとんどの宿がそうです。
車に乗り込みいざ出発。
大浜荘さんまでは港から車で2〜3分。アスファルトの一本道です。
「ようこそ、竹富島へ。ただいまより、竹富島の高速道路を通ります。」
「高速って、ただの舗装された道じゃないですかぁ。しかも40kmしか出てないやん!」
「右手に見えますのが・・・左手です。」
「はぁ?」
よく見ると、お父さんは左手で右方向を指しています。
「は・は・は」
微妙に笑いました。
冗談の大好きなおとうさんです。
たまに、「ほんまにボケてんのちゃうか?」と思ったりします。

〜そんなふたりが大好きです(大浜荘最後の夜)〜

大浜荘さんに来て1泊目の夕方。
お庭でお客さんと談笑しているとおとうさんがやって来て、
「明かりをつけますから手伝って」と、長らく使ってなかった照明器具のチェックをはじめました。
電球が切れているらしく、電気がつきません。
お客さんと3人で悪戦苦闘しながら電球を取り付けようやく点灯。
「よかった、よかった。」とおとうさん。
みんなが集まる憩のお庭に久しぶりに明かりがついたことが、さぞかしうれしかったのでしょう。
その晩、その明かりの下で私達は楽しい夜を送りました。
おとうさんありがとう。

お庭の正面のお部屋がじぃじのお部屋です。
じぃじは1日のほとんどをそのお部屋で過ごしています。
大浜荘最後の4泊目の夕方。
お庭で談笑しているとお部屋でくつろいでいたじぃじが
「明かりつける?」と照明のコンセントを差しました。すると、その瞬間、
「バチバチバチ!」と電線から火花が。
どうやら電線が古く断線してしまった様子。慌ててじぃじにコンセントを抜いて貰う。
「ダメだわ。これもう使えないよ。」
そこへ騒ぎを聞きつけたおとうさんがやって来て、
「えっ、なんでこうなった?なんで?電線がダメか?もう使えん?変えないとダメ?」
少々パニックに陥ったおとうさん。
「どうしよう。誰か明日石垣に行かんか?」と島の知り合いに電話をかけるおとうさん。
お客さんが集まる憩のお庭の明かりが灯らなくなったことがさぞかし残念だったのでしょう。
大丈夫、明かりが無くたってみんなここが大好きだよ。

その晩。
大浜荘宿泊のお客さんのほとんどがお庭に集合!
おとうさんが泡盛「せいふく」の一升瓶を「みんなで飲んで!」とサービスしてくれました。
憩のお庭の明かりはじぃじのお部屋の明かりです。
じぃじはお客さんの為に「自分の部屋の明かりを」と、いつもなら閉ざすブラインドを開放して、
みんなのいる憩のお庭に明かりを分けてくれました。
おとうさん、じぃじありがとう。
お客さんを本当に大切に思ってくれているんですね。

〜そんなふたりが大好きです(お別れの日)〜

朝食が終わり帰りの荷造りをしようと部屋に戻った時、
ちょうど私達の部屋からじぃじが畑仕事をしているのが見えました。
「じぃじ、今日で帰りますね。」
「はい、知ってますよ。4泊でしたよね。憶えてますよ。」
その後、30分程、竹富島の昔話を聞く。
その話の最後、じぃじはこう言いました。
「わしらは働かんでいい。
なぜなら、観光客の皆さんがこの島にお金落としていってくれるから。
だからわしらは一生懸命働かんでいい。
だからあなたたちお客さんが大切なんだ。」と。
じぃじ、おとうさんのお客さんを思う気持ちはそれ以上ですよ。4日間ありがとう。

「それじゃあ、帰ります。ありがとうございました。」
するとおとうさんがお店から、
「もう船終わったよ!帰れないよ!もう1泊していきなさ〜い。」
「出来ることならそうしたいですよ。でもね、また来ます。ありがとうございました。」
そう言いながらヘルパーさんが送ってくれる車に乗り込みました。するとおとうさんが、
「待って、待って。」とお店から飛び出してきました。
「今度はふたりなら泊めてあげませんからね。また来てくださいね。」
子供作って来い!ということですね、おとうさん。

分かりました。でもいつになるか分かりませんよ。
それまで元気でいて下さいね。
大好きな
じぃじ、おとうさん。

2003年6月

ミーナ井戸の紹介ページ」では、大浜荘のじぃじと行く「ミーナ井戸ツアー」を掲載しています。
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